
帝都暗雲――邪言蔓延の時代、人と妖が禍を祓う。
邪悪な言霊“邪言”を祓え!陰陽師の末裔と九尾の狐が各地を巡り、人々を苦しめる禍を断つ――!!
時は大正、妖怪たちが邪悪な言霊「邪言(ヨコシゴト)」に侵され暴走する事件が続発。
陰陽師の血を引く久我と、九尾の狐・シロは盟約を結び、邪言を操る謎の組織と死闘を繰り広げる──!!
作品名:白狐ノ聲 ヨコシゴト ー大正帝都祓譚ー
白狐(ビャッコ)ノ聲(コエ) ヨコシゴト ー大正帝都祓譚(タイショウテイトハライタン)ー
ジャンル:大正浪漫ファンタジー
チーム名:霞月文藝堂
プロデュース:上原ゆかり/岩澤正泰
シナリオ:皐月彩
ネーム:佐伯よしはる
キャラ作画:きくらげ
背景ディレクション:松元保郎
タイトルロゴ:シマダヒデアキ/酒井祐(LSD)
キャプションデザイン:松元保郎
































1話あらすじ
1922(大正十一)年、平和記念東京博覧会に沸く上野公園。
喧騒の陰で“邪言”に侵された妖怪が観客に牙を剥くが、シロと久我が瞬時に撃退する。
しかしその直後、さらに巨大な妖気が二人を覆い尽くす――黒幕は別にいたのだ。豪雨が視界を遮るなか群衆をかき分け、二人は“真の敵”を追う。
黒幕はすぐそばにいる。だが、姿は容易に見えない――!
登場人物

陰陽師の血を引き、鋭い観察眼と一族伝来の祓具を操る帝国政府邪言祓機関の特務官。
人間も妖怪も救いたい情の深さを持ち、その優しさゆえに自らを顧みず危険へと飛び込む。

かつては大妖怪・九尾として恐れられた存在だが、とある事件により一尾を封じられ、今は八尾となっている。
久我の任務に協力しているものの、その真意は誰も知らない、どこか達観した冷淡さをまとっている。
