まったく異なる3人が出会ってしまった時、“信じられない”人生がはじまる!
「聞き屋」の青年・絆(きずな)、デリヘル嬢のツカサ、自称・人殺しの少女。まったく異なる3人が出会ってしまった時、“信じられない”人生がはじまる!『僕たちがやりました』『ヤンキー塾へ行く』の荒木光がおくる新しい人生への脱出劇!
作品名:信じていないものを探す旅に出ます
ジャンル:—
著者:荒木 光
1話あらすじ
駅前の広場で「聞き屋」をしている青年・絆(きずな)。
彼は町を行き交う人々の悩みや愚痴など、どんな話にも耳を傾け、時には暇つぶしの相手までをもする。
それは、見知らぬ人たちの人生をのぞき見ることで、役者としての幅を広げ、演技派俳優として再起を図りたいと考えているからであった。
これまで999人の客の話を聞いてきた。そして迎えた記念すべき1000人目の客は――「さっき人を殺してきた」と打ち明ける少女だった…!
登場人物

田代 絆《たしろ きずな》
駅前で人々の話を聞く「聞き屋」をしている。人々の生の声を聞き、リアリティのある演技派俳優として再起を夢見ている元・子役の青年。
駅前で人々の話を聞く「聞き屋」をしている。人々の生の声を聞き、リアリティのある演技派俳優として再起を夢見ている元・子役の青年。

自称・人殺しの少女
「聞き屋」の絆に、返り血で真っ赤に染まったシャツを見せつけ、「さっき人を殺してきた」と打ち明ける謎の少女。
「聞き屋」の絆に、返り血で真っ赤に染まったシャツを見せつけ、「さっき人を殺してきた」と打ち明ける謎の少女。

ツカサ
デリヘル嬢。「ツカサ」は源氏名。「聞き屋」の常連客。面白い話をしたがるが、話の組み立てが下手なので意味不明な話になりがち。
デリヘル嬢。「ツカサ」は源氏名。「聞き屋」の常連客。面白い話をしたがるが、話の組み立てが下手なので意味不明な話になりがち。